近くの区民農園を借りて畑を始めました。
最近、農に対する興味が大きくなってきていて、
まずは経験でしょうと、お手軽なところから始めてみることに。
自分自身で作った美味しい野菜を食べられたら、
それは幸せでしょうというのもあるのですが、
それとは別に震災後大きくなった気持ちとして、
いままでの自分の生活を何かしら変えていく必要があるのではと
ぼやぼや考えています。
電気や便利そうな新しい技術に頼りすぎるあまり、
原発というコントロール不能なモノを私たちは生み出してしまった。
電気も使わないすべて自給自足の生活は僕にとって正しいとは思わないけど、
いままでの生活を何かしら改める必要はあるように思える。
そんな中で「農」に対する興味が膨らんでいった。
なんとなくよく言われる言葉として
「安全な食は自分の手で」とか「理想の田舎暮らし」とか・・・。
それはどうもしっくりこない。
どうも本人だけが気持ちいいだけで、
根本的な問題解決には成らなさそうだから...。
例えば自分が東京を離れ田舎の農村部に住むとしても、
何かしら地域の発展につながるような事や、
それが都市部で生活する人にとって何かしらの良いことになるような事を
将来的にはやっていきたいとも思っている。
まーいろいろ小難しい事をいいましたが、
とりあえずは家庭菜園なので・・・、
まずはおいしい野菜を育てたいと思います。
子供の時、じゃがいも掘りはしたことあるけど
それ以外では生まれて始めての農作業です。
でもやっぱり有機・無農薬でいきたいので
こんな本を参考にいろいろ進める。
有機・無農薬でできるはじめての家庭菜園 / 金子美登埼玉県小川町で長年有機農業を営んでいる人。
とても丁寧でわかりやすい。
借りた畑、約3x5mくらい。
どれくらいのものが作れるんだろう。

まずはスコップで掘り起こす。

ひと通り耕したら、土に堆肥を撒きます。

わー何の薬撒いてるの?っとちょっとぎょっとする感じですが、
白いのはカキ殻原料の石灰。酸性の土を中和します。

もう一度混ぜるように耕してこの日の作業終了。
ここから約2週間おいて土を育てます。
さて次は種から苗を作ります。
続く。