
遅ればせながら私も
「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」
を読みました。
グレイトフルデッド好きの私にとって、
とても楽しい本でした。
作者のふたりはコテコテのデッドヘッズ。
グレイトフルデッドに対する愛に満ちあふれていて
読んでる方もニコニコです。
本文中のデッドのエピソードは、
デッド好きにとっては既に知ってることがほとんどですが、
現在のマーケティングの話と照らしあわせて語られると
グレイトフルデッドに時代が追いついた的な
なんか優越感wみたいな感じで、
こちらもなんだか嬉しくなってきます。
ビジネス書的にみると
「
フリー
」とか「
シェア
」の考え方に近いのかな。
でもこれは、けっしてデッドのマーケティング戦略を紹介してる本ではなく、
デッドがやってきたことを、
現代的マーケティングに当てはめて書かれてる本です。
そこらはお間違いなく。
装丁・デザインも楽しい。
「グレイトフルデッドのライブほど素晴らしいものはない」なんて、
1ページ全面にピンクの文字でデザインされてたりして
ファンとしてはこれまたニコニコです。
デッドがネットワークを大切にしてるみたいなくだり読みながら、
自分もデッドを好きになってから、ずいぶん友達増えたな・・・
なんて考えてました。
かりに自分のフェイスブックの友達がいま200人くらいになってるけど、
デッドを聞いてなかったら直接的でも間接的(友達の友達とか)でも
出会ってなかっただろう人を数えてみたら約160人!。おー8割も。
ありがたや、ありがたや。
Grateful Deadってちょっと興味あるけど、
なんかよくわからなくて・・・。
なんて人にとっての入り口としてもいい本かも。
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グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ