2011/04/19

石巻のボランティア作業で感じたこと

2011_0417.jpg


4/16-18 被災した石巻の友人宅にお手伝いに行ってきました。

これからボランティアに向かう人も多いと思いますので、
いくつか気がついたことをまとめてみました。
またなるべく実務で役に立つよう、気持ちなど入れずに書いています。
心ない説明をお許し下さい。

私が行った場所は、津波で建物が押し流されたというより、水没が多かった地域です。
各被災地によって状況は違うと思いますので、各自判断して下さい。


○まず基本。
宿泊・食事・ガソリンは、ボランティア側での自己手配が基本です。
被災地で迷惑をかけないよう万全の準備で向かって下さい。
東北道ではガソリンの給油は安定してきてますが、
マナー的にも被災地近くでの給油は現時点では避けた方が良いかと思われます。
また非常時を考えるとガソリン携行缶はあった方が良いかも。
仮にガソリンは揮発発火性が高いため通常のポリタンクで輸送厳禁です。
また専用のガソリン携行缶は現在品薄で入手困難で、
私は友人の友人からお借りしました。

○【重要】沿岸部にボランティアに向かう人は、
現地に到着したら余震・津波発生時の避難経路を必ず確認すること。
また避難後に仲間と合流するためにも避難時の集合場所を決めておいた方が良い。
これは被災地の人たちに迷惑を掛けないためにも必須だと思います。
また車での避難は渋滞など考えると避けた方がよい
(車で移動したため逃げ遅れた人が多数います)。

○電気が復旧している地域でも、
非常時を考えると懐中電灯・ランタンなどは必須。
大きな余震が起こることも視野に入れ、その他も最低限の準備はあった方がいい。
津波情報などを得るためにラジオも必要。

○被災地の方々はみんな疲れています。
こちらの欲を満たす事よりも、相手を気遣う気持ちを第一に考え行動したいです。
やること無かったり、待つことが多くても不満に思わないようにしたいです。

○水没などした地域の作業には、防水軍手が役にたちました。

○被災地へ作業に向かう場合、市区町村へ「災害派遣等従事車両証明書」を申請すると、
高速料金が無料になります。私は意外と簡単に取得できました。
各役所へ問い合わせてみると良いかもしれません。


石巻を見る限り泥の撤去・清掃・不要物の撤去などで、
本当にまだまだ人出が必要に思えました。
ボランティアセンター、ピースボートなどNGO団体も
受け入れ態勢が整い始めていると聞きます。
ただ逆に仙台ー石巻間は復旧作業に向かう車などで毎日渋滞を起こしています。
労力が無駄にならないよう事前にボランティアのアクセスポイントを
はっきりさせておく必要があると思います。


その他、現地で見たり聞いたりした情報を、
見る人が見れば何かのきっかけになるかも知れませんので列記しておきます。

・被災地では毎日やることが非常に多いので、炊き出しや配給に並ぶ時間がとれない。

・石巻沿岸部の人たちは、車が流されたり水没したりしたため車を持っている人が少ない。
そのため被害が少ない場所で営業を再開した大型スーパーなどに行く交通手段が無い。

・インスタント食品に依存しなければいけない事が多く、
栄養管理まで考えられる状態でないことが多い。

・ちょっと裏道に入ると、濡れて使えなくなり廃棄された家財道具などなどあらゆるモノが
山のように積まれている。廃棄撤去の作業は遅れている。

・水道・電気が復旧した地域では清掃に高圧洗浄機が役に立つようです。
一緒にデッキブラシもあるといい。

・【重要】洗濯機が不足している。避難所・市内でも求められている。
水没によりモーター故障が多い。部品を持って修理できる人がいれば役に立つ。


繰り返しになりますが、2011年4月17日前後に私が石巻のある地区で感じた事です。
地域によって、また時間がたつにつれ、必要な事は変化していきます。
その都度、各自情報収集をして現地に向かう事が必要だと思います。