飯舘村の美しい山
2011年7月6日~8日。
再び福島県南相馬市へボランティアに行った。
作業終了後、東北道への帰り道、
飯舘村付近で道を間違えて山の峠道に入ってしまった。
道はどんどん細くなり道路は未舗装に。
後から地図を見たら県道の62号。
県道にしてはハードな峠道だ。
道路脇には、素晴らしく美しい沢がある。
釣りをするには最高の場所。
僕らは友人に借りたガイガーカウンターを持っていた。
南相馬市内はそんなに線量は高くない。
0.1~0.5マイクロシーベルト/時。
行く途中に通る飯舘村。
前回も計っていたので線量が多少高いのはわかっていた。
いつも通る県道12号経由だと、
最高で3.5マイクロシーベルト/時程度。
でもこの峠道は違っていた。
ガイガーカウンターの数値はどんどん上がっていった。
3 → 5 → 7 → 10・・・
最高で15マイクロシーベルト/時を表示していた。
車内のメンバーもそんな線量のところには行ったことが無く、
みんなちょっとづつ焦っていた。
・・・・
約1時間で線量の高い地区は抜けた。
決して武勇伝を話したいわけではない。
あんな美しい山が、沢が汚されてしまった。
人がこれから何十年も住むことができない土地を
作ってしまった。
それを強く実感した。
すべての木を切り倒して丸裸にしない限り
あんな山を除線できるわけがない。
見た目は何も変らないのに。
放射能が積もっている。汚された土地。
そんなの絶対におかしい。
なんて事をしてしまったんだろう。
すごくリアルに実感した出来事だった。
そして、そんな土地を追われ、
苦しい生活をしている人たちがたくさんいる。
そんな人達をなぜ助けることができないのか。
個人レベルでできることは
どんどん少なくなってきている気がする。
かと言って国や行政に対する文句ばかり言っていても
何も変らない。
みんなが考え続けないと、
福島だけが孤立してしまうように思える。
汚れたモノに蓋をするように・・・
福島だけに苦悩を押し付けるなんてことは
あってはならないと思う。
元を正せば東京の電気を発電していたんだし。
考えれば考えるほど胸が痛む。
まだまだ考え続けて、
いろいろと行動していきたい。
再び福島県南相馬市へボランティアに行った。
作業終了後、東北道への帰り道、
飯舘村付近で道を間違えて山の峠道に入ってしまった。
道はどんどん細くなり道路は未舗装に。
後から地図を見たら県道の62号。
県道にしてはハードな峠道だ。
道路脇には、素晴らしく美しい沢がある。
釣りをするには最高の場所。
僕らは友人に借りたガイガーカウンターを持っていた。
南相馬市内はそんなに線量は高くない。
0.1~0.5マイクロシーベルト/時。
行く途中に通る飯舘村。
前回も計っていたので線量が多少高いのはわかっていた。
いつも通る県道12号経由だと、
最高で3.5マイクロシーベルト/時程度。
でもこの峠道は違っていた。
ガイガーカウンターの数値はどんどん上がっていった。
3 → 5 → 7 → 10・・・
最高で15マイクロシーベルト/時を表示していた。
車内のメンバーもそんな線量のところには行ったことが無く、
みんなちょっとづつ焦っていた。
・・・・
約1時間で線量の高い地区は抜けた。
決して武勇伝を話したいわけではない。
あんな美しい山が、沢が汚されてしまった。
人がこれから何十年も住むことができない土地を
作ってしまった。
それを強く実感した。
すべての木を切り倒して丸裸にしない限り
あんな山を除線できるわけがない。
見た目は何も変らないのに。
放射能が積もっている。汚された土地。
そんなの絶対におかしい。
なんて事をしてしまったんだろう。
すごくリアルに実感した出来事だった。
そして、そんな土地を追われ、
苦しい生活をしている人たちがたくさんいる。
そんな人達をなぜ助けることができないのか。
個人レベルでできることは
どんどん少なくなってきている気がする。
かと言って国や行政に対する文句ばかり言っていても
何も変らない。
みんなが考え続けないと、
福島だけが孤立してしまうように思える。
汚れたモノに蓋をするように・・・
福島だけに苦悩を押し付けるなんてことは
あってはならないと思う。
元を正せば東京の電気を発電していたんだし。
考えれば考えるほど胸が痛む。
まだまだ考え続けて、
いろいろと行動していきたい。
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