ニッポンの風景をつくりなおせ/梅原 真
ニッポンの風景をつくりなおせ
一次産業×デザイン=風景
/梅原 真
友人が、NHKの番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で見て
面白かったと勧めてくれ、興味を持ち本を読んでみた。
NHK 仕事の流儀「宝は、すぐ足もとにある」デザイナー・梅原 真
梅原は高知県の四万十川に住み、仕事をしている。
番組内で、潰れそうなカツオ一本釣船の漁師に頼まれ、
商品のネーミング、パッケージデザインを作っていく。
一次産業とデザインを組み合わせて、
新しい価値観をつくっていく。
実際のデザインも、派手ではないけど、
地に足の付いたデザインと感じる。
「あまりデザインしないこと」を心がけてるという。
「一次産業の現場にデザインが入りすぎると・・・違和感が生まれる」
とも言っている。
深い!自分もこんな事言えるようになりたいと思う。
デザイナーの原研哉が
「日本のデザイン―美意識がつくる未来
「もの」をデザインするのでなく「こと」をデザインする
と言っていた。いい言葉だ。
この本の作者の梅原も
一次産業にデザインをかけ合わせ風景が生まれると...。
デザインの捉え方がとても広義だ。
自分もそんなデザインをしたいなと
最近よく考えている。
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